デザイナー
デザイナーの方とお仕事をした事がきっかけで、たまに遊んだり飲んだりするデザイナーの友達がいます。
友達からよくデザインの業界の事を聞くので、今日はそれを記事にしてみました。

給与は安く、過酷労働

毎日終電で、土曜日も仕事に出ているけど、手取りは20万円以下
残業しても残業代が付かない、現場では、そんな所が殆どだそうです。

お客さんからは、作品毎にいくらという形で仕事を受ける為、残業代を全てつけていたら赤字になるとの事。
家庭を持つ場合、養っていけないので、転職をする方が多いそうです。
年俸制か、一律手当てが決まっている会社がほとんどで、残業代を付けるようなところは大手ぐらいなのが実態です。

この話は、紙広告やポスターなどのデザイナー業界の友達の話ですが、Webデザイナーと言えど、それほど状況は変わらないようです。
その理由として、今は見栄えの良いWebテンプレートは多数ありますし、デザイナーがデザインしなくても綺麗なサイトは簡単に作れる時代になっているためです。

また、企業のホームページ制作の仕事は、TOPページや業務内容を含む5ページ程度で、15万円が相場です。
会社としてホームページ受注だけで、食べて行けるような時代ではありません。

大手は給与高いが・・・

大手と言えば凸版印刷などがありますが、給与は高いですが、デザインは下請けに任せる事が殆どで、管理などを主に担当するディレクターの仕事が多いです。
給与は高くなりますが、デザイナーとしては技術はさほど身に付かないのが実態です。
そのため、デザイナーとしての手に職を付けたいのであれば、下請けの小さい会社に入るのがお勧めです。

印刷系、Web系、映像系でノウハウは異なる

デザイナーと言っても、なりたいものによって、選ぶ会社もノウハウも異なります。
例えば、映画で使われるようなCGを作りたい場合は、3D系のグラフィックが主になります。
Web系では、グラフィックだけではなく、新しいhtmlやスタイルシートも学ぶ必要もあります。
印刷系では、Illustratorがメインで、印刷された際の色に、非常に細かく神経を使います。

このように一言でデザイナーと言っても、デザインの技術だけでも分野により異なります。

ライターを兼ねる事も

キャッチコピーなどを考える人は、デザイナーとは別に、専用にいる事が多いです。
ただ、ライターだけのお仕事をデザイン会社で雇っている事は、稀です。
デザイナーを兼ねていたり、ディレクターを兼ねていたりします。
ある程度経験を積んで、文章の才能がある人がライターを兼ねるという形が多いのが実情です。

どうすればデザイナーになれる?

PhotoShopやIllustratorが使えないのであれば、専門学校や、デザイナーが教えるスクールなどに通いましょう。
最低限、上記の2つが使えないと、お話になりません。
上記を習得したうえで、まず自分に出来そうな敷居の低い仕事をいくつかこなして実績を付けていくのが良いです。

デザイナー業界は、実力が全ての世界です。
デザイナーになるのに資格などは、必要ありません。
デザイン会社の採用面談では、今まで作成した作品を持っていき、その上で面談をして採用の可否が決まるというのが一般的です。

デザインナーとしての実力と、人間関係で職場に馴染めるかなどが見られます。

ディレクターが出来て一人前

デザインの仕事と言っても、お客さんの要望や納期を聞いて、スケジュールを調整したりと、仕事全体を見渡して、調整し推し進めるのがディレクターの役割です。
通常の会社では、マネージャーやリーダーと同じような役割です。

デザインの仕事でも、デザイン会社内でディレクターを決めて、その方が必ず、全体を取りまとめています。
デザイナーが独立する場合は、ディレクターの仕事も自分でやる事になります。
当然、無茶な要望をしてくるお客さんもいますし、ディレクターがしていた調整や、やり取りをデザイナーが全てする事になります。

お客さんの立場に立てるかどうか

デザインだけでなく、プログラマーなどの技術系の職業に多いのが、自分の技術や価値観を重視して、お客さんに意見を押し通すタイプが多いです。
こだわりを持つことは大切ですが、依頼する側からしたら、非常に面倒で、そのこだわりが、相手からしたら意味が分からない事などもあります。

特にデザイナーは、ディレクターを経験せずに、独立した人は、この傾向にあります。
全ては依頼する方があってのお仕事です。
そこを履き違えて、自分本位の考えにならないようにしましょう。

デザイナーは、遣り甲斐はある仕事ですが、若いうちは食べていくのが大変な職業です。